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INTERVIEW

【アプリケーションエンジニア】
長年にわたり増改築を繰り返したシステムの改修プロジェクトへの取り組み

PROFILE

T.Y

経営システム事業部
経営情報システム部
2005年入社

入社の決め手は自分のやりたい仕事を見つけ、挑戦ができる環境

学生時代に情報系の分野に少し触れていたこともあり、もともとIT関連の仕事に興味がありました。とはいえ、具体的に挑戦したい領域が明確になっていた訳ではなく、今考えると、入社後のイメージがぼんやりとしたまま就職活動を進めていたように思います。
様々な人にIT企業の評判を聞いたり、自身で調べて業界研究を進めていく中でMINDを知り、事業領域の幅広さと安定的に働いていける企業であることに魅力を感じてエントリーしました。
最終的には、「幅広いキャリアパスがあるMINDであれば、自分のやりたい仕事を見つけ、挑戦ができる」と判断して入社を決意しました。今振り返ってみても、この時の決断は間違っていなかったと思います。

入社後1~3年は、実際にJavaを使用してシステムの開発をすることでシステムの中身や仕組みを理解し、4年目から出産・育児休業を取得しました。復帰後は様々なプロジェクトに参画し、徐々に上流工程と呼ばれる要件定義や設計のタスクを任されるようになりました。
年次を重ねていくごとに担当者からサブリーダー、リーダー、マネージャーと、チーム内の立場も段階的にステップアップしていき、現在はチーム全体のマネジメントを担っています。

約40年間使用されているシステムの改修プロジェクト

今までで最も印象深い仕事は、某電機メーカーの経理システムの改修プロジェクトです。
私がMINDに入社してから保守を担当しているシステムで、開発されてから約40年間使用されているものです。これまでに機能の追加や改修を繰り返した結果、システムが肥大化して構造が複雑になりすぎてしまい、新たな改修が困難な状況になっていました。
お客様としてもこの状況を積年の課題として捉えているものの、解決するためにはシステム自体を根本的に改修する必要があるので、これまで手が付けられていませんでした。

そこで、この経理システムを整理し、新たに機能を追加しやすいように改修する目的でこのプロジェクトが発足しました。
最も苦労したのは、システムの調査です。
構造が非常に複雑になっており、どこにどのような機能が組まれているのか、解読が困難な状況でした。加えて、当時の開発者もおらず、規模も大きなシステムなので、時間をかけてシステムの改修箇所を特定していきました。

全員が同じ目標に向かっていけるようベクトルを揃えるのがSEの仕事

このシステムはお客様のお金を管理するものなので、小さなミスが重大なトラブルにつながってしまいます。なので、一つずつ丁寧にソースコードをたどっていき、整理すべきポイントを着実に洗い出していきました。
時間をかけて丁寧に解析した上で改修を進めたこともあり、大きなトラブルなく、このプロジェクトを完遂することができました。お客様側もとても真摯な姿勢でこのプロジェクトに向き合ってくださったことが、スムーズに進められた大きな要因だったと思います。

今回紹介したプロジェクトに限らず、MINDでは基本的にチーム体制で仕事を進めることがほとんどです。
時には、認識の齟齬や意見の対立が起きることがありますが、お客様を含め、全員が同じ目標に向かっていけるようベクトルを揃えるのがSEの仕事であり、醍醐味であると思っています。

自分の得意を活かせる企業を選んでほしい

MINDは、サポート体制が充実しているので、家庭と仕事を両立させたい方にとっても働きやすい会社だと思います。在宅勤務やフレックスタイムの制度が整備されているので、自分のライフスタイルに合わせて時間を確保しやすいですし、男性の育児休業取得も推進しているので、性別関係なく安心して働いていけます。
私自身、出産・育児休業を取得し、復帰後は短時間勤務制度を利用して仕事を続けましたが、状況を理解して仕事量を調整してくれたので、育児をしながら働いていくことができました。

就職活動において企業を選ぶ上で重要なのは、自分の得意なことを活かせるかどうかだと思います。
誰しもが必ず、どこかに得意な分野や適性があると思うので、得意な部分を活かせる環境がある会社を見極めることが重要です。これは実体験でもありますが、MINDは事業領域や職域が幅広いので、自身に合致する部分を入社後に見つけていきやすい会社だと感じます。

もちろん、仕事を続けていれば何かで失敗することもあると思いますが、MINDでは失敗をフォローする体制があるので、怖がらずに様々なことに挑戦して欲しいと思います。

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