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INTERVIEW

【ネットワークエンジニア】
システムの土台を作り上げる、無くてはならない仕事

PROFILE

T.Y

ネットワーク事業部
IPネットワークシステム第二部
2017年入社

システムの土台を作り上げる、無くてはならない仕事

学生時代にはネットワークの研究をしており、学んできたことを仕事にしたいと考えたのでネットワーク事業に携われるMINDを志望しました。最終的には面接を担当されていた採用担当者の人柄に惹かれ、入社を決めました。

入社後、志望していたネットワーク事業部に配属され、1年目からネットワークの構築(企業向けに回線の敷設、無線LANの構築等)に携わっています。
ネットワークは目に見えず、表立っていない部分なのでイメージがしづらい仕事かもしれませんが、企業が使用するシステムの土台部分を作り上げる、無くてはならない重要な仕事です。

プロジェクトは基本的にチーム体制で進めていきます。
案件の大きさによって異なりますが、私の場合は全体で数十名のチーム内で、ネットワーク部隊2~3名体制で対応することが多いです。

※ICTインフラ全体を取りまとめる立場のリーダーと営業担当がお客様にヒアリングを行い、私は要件定義、設計、構築、試験、運用、保守まで一貫して対応しています。

※ICT=Information Communication Technologyの略

インフラ事業会社向けのネットワーク入れ替えプロジェクト

入社4~5年の約2年間で、某インフラ事業会社のネットワーク機器の入れ替えを担当した経験が最も印象に残っています。
ネットワークの機器は、導入時にあらかじめ入れ替えの時期が決められているケースがほとんどで、その期間を超えてしまうと補償が受けられなくなります。
また、故障の可能性も高くなってしまうため、期間の満了に合わせて新たな機器へ入れ替えを行います。

入れ替えといっても、前回に導入した機器と同じものを使えば良いというわけではなく、その時のお客様の状況や要望に合わせて、機器及び各機器の設定を変更する必要があります。
実質、0からネットワークの設計をし直すようなイメージです。

数十人規模のチームの中でネットワーク部隊は私を含めて2名だったので、周囲からはネットワークの専門家としてかなり高いレベルの理解度を求められます。
一方で、私はこのプロジェクトに初めて取り組むので、仕様書を読むだけでは理解できていない細かい部分がありました。
仕様書を確認しても分からないことがあった場合は、設計を作ってパラメータを精査していくことで詳細を自分に落とし込んでいくしかありません。この作業の繰り返しで、徐々に理解を深めてプロジェクトを進めていくことができました。

24時間365日止めることのできないシステムの入れ替え作業

ネットワークの設計が完成したら、お客様の承認を受け、実際に機器をつなぎ合わせて構築をしていきます。
社内で試験を行い、問題なく繋がることを確認した上でお客様先に納品(機器の入れ替え)をします。

ですが、お客様のシステムは24時間365日稼働しており、長時間停止させることができませんでした。
そこで、深夜/休日の十数分間で、冗長で稼働している予備機に切り替えてネットワークの入れ替え作業を進めていきました。
体力面でもかなり大変でしたが、大きなトラブルを起こすことなく、ネットワークの入れ替え作業を完遂することができました。

計2年間の大きなプロジェクトだったので、完遂した時には達成感や安堵感と共に、少し寂しい想いもありました。
プロジェクトが始まる前の3年間は、機器を構築する前の段階(仕様書を書いて、プロジェクトを取りまとめる立場)に携わっていたこともあり、実際に手を動かしてネットワーク機器の設定ができることに面白みを感じている部分が大きかったのだと思います。

お客様によってMIND側に求めている要素は異なります。
例えば、スケジュール重視なのか、安全性重視なのか、この認識に齟齬が生じるとトラブルに発展する可能性があるので、ニーズのすり合わせには時間をかけて丁寧に進めることが大切であることを学びました。

入念に事前準備をすることが大切

当然、これまで仕事を進めていく上でつまずく場面はあったのですが、私の所属する部署には親身になって教えてくれる方が多く、置き去りにされることはありませんでした。私が入社を決めたときに感じた、社員の人柄の良さは間違いなかったと思います。
また、MINDは教育/育成支援の環境が整っている会社なので、ICTのスキルや知識に不安があってもぜひ挑戦してほしいと思います。

これから新社会人になる皆さんには、仕事をする上で「入念に事前準備をする」ことを大切にしてほしいです。
自分がやりたいこと、聞きたいことを並べるだけでなく、あらゆる事態を想定して複数のパターンを用意しておく、根拠を問われた際のデータやエビデンスを用意しておくことで、スムーズに仕事を進めていくことができます。
また、どの業界でもコミュニケーション能力が必要と言われることが多いと思いますが、自分にその能力がないと思ってもあきらめないでほしいです。
入念に準備をして真摯にプロジェクトに向き合えば、乗り越えられると思うので、ぜひチャレンジしてみてください!

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