データ統合ソリューション
Informatica Intelligent Data Management Cloud
IDMC(Intelligent Data Management Cloud)は、オンプレ上、クラウド上のさまざまなデータをワンプラットフォームで処理し、ビジネスユーザ、開発者、データサイエンティストなどあらゆるユーザが必要とするデータに関する機能を提供します。
また、内蔵されたAIが、必要なデータの検索、最適なデータ加工方法などを支援し、データの利活用にかかるコスト・手間を軽減します。
ビジネスへのメリット
様々なデータを誰でも利用可能に
→速やかな経営判断、業務改善
- GUI画面上で短期間でデータに関する処理の開発が可能
- 連携先追加や仕様変更にも柔軟に対応可能
- 必要なデータの所在を確認でき、複数システムにまたがるデータの流れを可視化可能
- 誰でも適切なデータを利用できる仕組みを提供
- 意思決定のもとになるデータ品質を高め、これを維持する仕組みを提供
高い信頼性・開発生産性・柔軟性
→長く使える安定した業務システム
- 連携先追加や仕様変更にも柔軟に対応可能
- 短期間でデータ処理開発可能
- 大量データを高速で処理可能
- スケールアップ、スケールアウト可能
- 連続運転可能な高可用性システムを実現可能
- 運用の手間を軽減し、信頼性の高いシステムを維持できる
シンプルで無駄の少ない課金体系
→情報システムのコスト最適化
- 機能の利用時間、利用量に応じたランニングコスト
- 様々な機能を1つのライセンス体系で利用可能
- 費用計画が容易
特長
豊富なデータ統合の実績
MINDは、1999年に国内で最初にPowerCenterを発売して以来、数多くのお客様にデータ統合製品を提供し、活用のための支援を行ってきました。また、PowerCenterを用いたデータ統合プロジェクトに携わってきた豊富な経験や製品の日本語化開発や保守により得た知見を有しています。
MINDは、これらの知見をIDMCの導入からシステム設計・構築、運用・保守に活かし、お客様のデータ統合プロジェクトをサポートします。
高度な製品知識
MINDは、多くのお客様のデータ統合プロジェクトをサポートした経験やインフォマティカ社の製品のサポート、日本語化支援などを実施した経験があります。
これらの経験を活かし、システム開発担当者の負荷軽減や工期短縮、品質向上を実現し、お客様のプロジェクトを成功へと導きます。
データ関連製品ラインナップ
① データ統合(Cloud Data Integration、Cloud Integration Hub)多様なシステム間データ連携を効率的に開発でき、大量データを高速に変換移動できるデータ連携基盤です。
クラウドコンピューティングが当たり前の時代を迎え、企業が活用するシステムの連携先は社内、社外を問わず多岐に渡ります。
そのようなシステム間データ連携を効率的に行い、迅速に大量データを業務に活用する基盤が求められています。
Cloud Data Integration(以下、CDI)は開発生産性、拡張性、高可用性を併せ持つクラウドデータ統合基盤です。
MINDは、お客様のデータ統合プロジェクトに数多く携わり、 インフォマティカ社の製品を導入した豊富な経験を持ちます。
これを基に、CDIの特徴を最大限に活かすためのノウハウを凝縮したサービスをご提供します。
システム間のデータ連携を柔軟に行うためにはCloud Integration Hub(以下、CIH)が適しています。
CIHは、データ連携を送信(Publication)と受信(Subscription)に分けることで、システム間を疎結合化します。
データ連携の冗長性を排除し、運用管理を一元化するデータ連携プラットフォームです。
1回の送信でHubに取り込んだデータを、異なるタイミングで複数の場所から受信出来ます。
このシステムの疎結合化により、データ連携開発の重複を廃し、連携データの流通状況を集中管理できます。
データ連携開発や運用負荷を軽減すると共に、連携の可視化によるデータガバナンス強化が図れます。
② データ品質(Data Quality)データクレンジング、マッチング、標準化の仕組みを簡単に実装でき、高いデータ品質を維持するための基盤です。
企業内には顧客データ、製品データ、財務データなど様々なデータが存在しますが、これらや外部データを連携して有効に活用するためには、データの品質が確保されていることが必要です。
IDMCのCloud Data Quality(以下、CDQ)は企業内の様々なデータの品質向上を目的としたサービスです。
業務担当者や開発者が使いやすいGUIベースの各種ツールを提供し、データの分析や標準化、クレンジング、マッチングなどを実施できます。IDMCの他の機能と連携することで、データ品質を向上させながら、企業内外のデータとの統合を行うことも可能です。
③ 大量データ一括取り込み(Mass Ingestion Streaming等)ストリーミング、ファイル、データベース、アプリケーションなどから大量のデータを高速で取り込むことができるデータ連携基盤です。
データベース、IoT、ストリーミングソースなどからのデータを各種ターゲットに一回でまたは継続的に取り込む処理を実行します。
大量データを高速に取り込むのに適しています。
取り込み元の種類により、Mass Ingestion Files、Mass Ingestion Databases、Mass Ingestion Streaming、Mass Ingestion Applicationsがあります。
④ アプリケーション連携、プロセス統合(Application Integration)プログラミングレスでAPI連携を実現でき、作成した連携処理をAPI公開可能なアプリケーション連携基盤です。
プロセス連携機能:
この機能を用いることで、プログラミングを行わずに様々なAPIを組み合わせた連携処理を開発できます。
APIとして機能が提供されていれば利用可能・連携可能なため、インターネット上にAPIが公開されている様々なサービスとも連携可能です。
API開発機能:
既存のサービスや新たに開発したサービスをAPI経由で外部へ提供し、管理することも可能です。
これにより、開発した資産・処理を全社レベルで有効活用できます。
⑤ マスターデータ管理、360アプリケーション (Master Data Management、360 Applications)マスターデータを管理するだけではなく、様々な関連データを統合して、関連・周辺情報もまとめて参照可能にする基盤です。
あらゆるドメイン(データ領域)におけるマスターデータ管理を容易に行えるような事前構成済みの機能が用意されている、「マスターデータ管理のためのオールインワンパッケージ」です。
Informatica MDMと360アプリケーションパッケージを使うことで、マスターデータを管理できるだけではなく、様々な関連データを統合して、関連・周辺情報もまとめて参照できるようになります。
顧客マスターは、顧客本人の基本情報や勤務先、連絡先情報を持つことが普通ですが、これに利用製品・サービス、取引・問い合わせ履歴、ソーシャルリレーション、ビジネスリレーションなどを関係づけることができ、より精度の高い顧客分析が可能になります。
これにより、適切な販促、提案が可能になります。
⑥ データカタログ、データガバナンス、データマーケットプレイス (Data Governance and Catalog、Data Marketplace)データ資産を適切に活用できるように統制・管理し、品質やメタ情報を整備できます。また、データカタログ機能により、分析に必要なデータを簡単に探し出せます。
データガバナンス機能により、データ資産を適切に活用できるように統制・管理するとともに、品質やメタ情報を整備できるようになります。
また、データカタログ機能により、分析の素材となるデータを自分で探し出し、そのデータのビジネスコンテキストを理解したり、システム横断のデータ配置や、来歴、影響範囲などの流れを把握し、開発運用に役立てることが出来ます。
その他の情報
【事例】
下記お客様をはじめ、多くの国内企業にてご活用いただいております。
業種/社名 | ソリューション/製品 | 用途 | 概要 |
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自動車整備/ 情報提供サービス業 一般社団法人 日本自動車連盟様 詳細はこちら |
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データ連携基盤&データ分析基盤構築 |
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製造業様 |
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経営分析と意思決定向けデータ基盤構築 |
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製造業様 |
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全社データ基盤 (トランザクションHUB)の構築 |
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製造業様 |
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マスタデータ統合管理基盤構築 |
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商社/ オザックス株式会社様 詳細はこちら |
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情報統合基盤の整備 |
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金融業様 |
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金融情報提供サービスのデータ基盤構築 |
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製造業様 |
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複数拠点に数多く存在する生産設備のIoTデータの利活用促進 |
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Informatica PowerCenter
Informatica Inc.が提供するデータ統合ソリューションです。各種オンプレミスデータ、クラウドの統合やデータウェアハウスの迅速な構築をサポートします。
PowerCenterの新規販売は既に終了しています。後継のクラウドサービスとしてIntelligent Data Management CloudのCloud Data Integrationが提供されています。