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-最新動画圧縮カメラ対応とディスクの大容量化で録画時間を約5倍に-
ネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録3.0」発売

2011年2月22日

三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社(取締役社長 増田 幹夫)は、監視システムを構築するためのネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録」シリーズの新商品として、最新動画圧縮カメラからの画像を直接録画し、従来比で1.5倍 ※1の24TBディスクを内蔵することで、従来比約5倍 ※1の録画時間を実現したネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録3.0」を、2011年4月20日から発売し、合計で年間4,000台の販売を目指します。

ネットワークカメラ用録画・配信サーバ「ネカ録3.0」 NS-5700

新製品の特長

1.最新動画圧縮カメラに対応
最新動画圧縮カメラに対応し、カメラから送信される最新動画圧縮形式(H.264/AVC ※2)の画像を直接録画しますので、従来の「ネカ録2.0」(モーションJPEG形式)と比較して約3倍の長時間録画が可能です。また、従来の「ネカ録AVC」と比べて、画像変換の性能制約が無くなり、最高10倍 ※3の高フレームレートで録画できます。

2.ディスクの大容量化
2Uサイズと省スペースなラックマウントモデルであるNS-5700に、従来比で1.5倍 ※1の24TB ディスク内蔵モデルを追加しました。高精細なメガピクセル ※4の画像を、カメラ16台で約1年間録画 ※5できます。

3.カメラ64台サポート
1台の「ネカ録3.0」で64台のカメラの同時録画・配信が可能です。マルチベンダーのカメラに対応していますので、豊富な機種の中からお客様のご要望に合ったカメラを選択できます。

発売の概要

型名 最大接続
カメラ数
最大録画時間 物理ディスク容量 価格 発売日
NS-5700 64台 約17,100時間 ※6 24TB/16TB/
8TB/5TB
オープン 4月20日
NS-3500 約5,400時間 ※6 8TB/4TB/
2TB/1TB
NS-1500 約780時間 ※6 1TB/500GB

発売の狙い

近年、セキュリティー意識の高まりなどを背景に、金融機関やデータセンター、店舗などでは、人物の顔など鮮明に判別したいという要望が高まっており、監視カメラの録画装置には、高画質かつなめらかな映像で長時間録画できることが求められています。
MINDは、2005年にネットワークカメラ用録画・配信サーバー「ネカ録」を発売して以来、マルチベンダーカメラ対応で好評いただいております。また、MINDは人間の行動検知および顔認証の画像解析ソフトも開発するなど、統合的な監視システムを提供しています。
今回の新製品は、最新動画圧縮カメラからの画像を直接録画し、従来比で1.5倍の24TBディスクを内蔵することで、従来比約5倍の録画時間を実現しました。今後も、安全・安心な社会の構築に貢献するソリューションを提案していきます。

システム構成例

システム構成例

その他の特長

1.RAID6とホットスワップ機能
ディスクが2台故障しても録画画像が保持されるRAID6に対応。画像が消失するリスクを大幅に低減できます。ホットスワップ機能により、故障したディスクは録画しながら交換可能です。

2.画像解析機能
置き忘れ・滞留・エリア侵入など多種の異常行動を検知できる「ネカ録行動検知ソフト」と、あらかじめ登録した人の顔と照合できる「ネカ録顔認証ソフト」をオプションで用意しています。

3.DIGUARD NET対応
三菱電機のセキュリティー構築プラットフォーム「DIGUARD NET」に対応。入退室管理システム(MELSAFETY)と連携可能です。

4.オンサイト保守
全モデルに1年間のオンサイト保守が標準で付きます。万一の故障の際にも、技術者が現地を訪問して修理します。

主な仕様

型名 NS-5700 NS-3500 NS-1500
物理ディスク容量 24TB/16TB/8TB/5TB 8TB/4TB/2TB/1TB 1TB/500GB
RAID RAID6/5 RAID6/5/1 -
最大録画時間※7 約17,100 約5,400 約780
消費電力 480VA/470W 200VA/190W 75VA/70W
サイズ(mm) W485×D721×H88 W250×D401×H100 W215×D231×H89
重量(kg) 26.8 8.9 4.2
最大接続カメラ数 64台
画像圧縮方式 H.264/AVC、JPEG(モーションJPEG)
解像度(横×縦) 1280×960(SXVGA)、640×480(VGA)、320×240(QVGA)
接続可能カメラ ※8 三菱電機、パナソニック(i-pro、BB)、ソニー、キヤノン、AXIS、TOA、サンヨー、ビクター、エルモ、東芝

※1 「ネカ録2.0」 NS-5700(16TB、RAID6モデル)との比較。実効容量は約1.7倍(約20TB÷約12TB)。 RAID(レイド)はRedundant Array of Independent Disksの略で、後ろの数字は方式を示します。

※2 H.264/AVC(Advanced Video Coding):国際標準策定団体ITU-TとISO/IECの動画圧縮規格。

※3 NS-5700AVCの画像変換コマ数と「ネカ録3.0」NS-5700の録画コマ数の比較。

※4 メガピクセル:SXVGA、横1280×縦960ピクセル。

※5 24TB、RAID6モデルで、H.264/AVC(平均画像容量30KB)、各カメラ秒1コマ録画時。

※6 カメラ16台、VGA、H.264/AVC(平均画像容量10KB)、各カメラ秒2コマ録画時。

※7 カメラ16台、VGA、H.264/AVC(平均画像容量10KB)、各カメラ秒2コマ録画時。録画時間は、カメラの機種、画質設定、撮影対象などの条件により変化します。

※8 このうち、H.264/AVC形式に対応しているのは、パナソニック(i-pro)、AXIS、サンヨーです。使用可能な機種はホームページ上でご確認ください。

お問い合わせ先/資料請求先

三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社
セキュリティソリューション営業部
〒108-0023 東京都港区芝浦4-6-8 田町ファーストビル
電話:03-6414-8180

製品紹介ホームページ

ネットワークカメラ用録画・配信サーバ「ネカ録」

商標関連

  • ネカ録は、三菱電機インフォメーションテクノロジー株式会社の登録商標です。
  • Diguard、DIGUARD NET及びMELSAFETY は、三菱電機株式会社の登録商標です。
  • その他、会社名及び製品名は各社の商標又は登録商標です。