筆者はジョーク本、お笑い本が大好きで、100冊近く所持しています。
欧米ではジョークの研究調査まであって、その研究によると、
ジョークとは「明確な構成とオチが有る笑い」と定義されているのです。
内容は、日常ネタ、ビジネスネタ、政治ネタ、料理ネタ、お国・民族ネタ、
そしてもちろん男と女のジョークが沢山有ります。
また、ジョークは長い歴史を持っていて、遠くメソポタミアのシュメール時代の王のものや、
エジプトのファラオのジョークもあるそうです。
この長い歴史の中でジョークは笑いを愛する人々に磨かれて、笑いの法則やパターンが確立し、
進化しながら世界中に広まりました。
また、ジョークは作者不詳が大半で、人々に語り継がれたジョークは、
その時代を反映したジョークに自由に改編されて拡大していきます。
しかし時代に合わなくなると、そこで息絶えてしまう事も・・。
なんと、ジョークの世界でも生存競争を伴うジョーク進化論（？）が成立する訳で、
意外とジョークの世界も厳しいものです（苦笑い）。

と言いながら、そんな難しい話は抜きにして、
ここで息抜きに、フェザータッチのジョークをお一つ提供致します。タローとヒロシの会話です。
タロー「君はぼくの事を完璧なバカだと思っているだろう」
ヒロシ「そんな事はないよ。何事も完璧はありえないからね」
如何ですか？「バカもそんなに奥が深いのか・・」などと真剣に考えちゃあダメですよ。
あくまでジョーク。人を傷つけない程度に笑える。これがジョークの秘訣です。

さて、デジタル時代の現代では、AIやSNSのジョークが続々出現しています。
最後にAIをネタにしたジョークをお届けいたします。
「良いニュース、悪いニュース」と言うのは昔からのジョークの定番なのですが、
これにAIロボットを組み合わせてみます。さて・・。
上司「我が職場に良いニュースと悪いニュースが有ります。あなたはどちらから聞きたいですか？」
部下「良いニュースから聞かせてください」
上司「わが社でも遂に明日からAIロボットが職場に導入されます。仕事を2倍効率化出来ます。」
部下「それはスゴい。それで悪いニュースは何ですか？」
上司「明日からAIロボットがあなたの仕事をします。あなたはクビです」
いやいや、「これ、笑っていいのですか・・？　突然首筋がヒンヤリしてきました」
なんて言うのは考えすぎです。ほんの暑さ対策のジョークですから（笑）。
でも、あなたもITを活用して仕事の幅を広げてレベル向上にも努め、
エンプロイアビリティー（雇用される能力）を高めると良いですね。
そして、忙しいお仕事の中でも「これからはジョークを人生のお供に明るく過ごします」
なんて心掛けられたら如何でしょうか？きっと楽しいですよ（微笑）。