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MIND インタビュー

環境情報管理サービス ECOrates(環境統合情報システム)

遵法に沿った廃棄物の一元管理と
環境パフォーマンスデータの収集・分析の
2つを同時に実現するトータルパッケージ

昨今、地球温暖化やオゾン層の破壊など地球環境問題の深刻化を背景に、地球生態系と共生できる「持続可能な社会」の実現に向けて、国際的な取り組みが積極的に進められています。それに伴い、消費者の環境問題に対する意識が高まってきており、企業においては、持続型社会の一員として、環境配慮と利益創出を両立させた環境経営に取り組む必要があります。
MINDでは、「環境統合情報システム(ECOrates)」によって、環境対策の効率化や環境リスクの回避など、企業における環境経営の推進を支援いたします。



アプリケーションサービス事業部
東京アプリケーションサービス第四部
サービス第二課長
杜澤 優一

大手企業で実績豊富な環境統合情報システム

MINDの「環境統合情報システム(ECOrates)」は、三菱電機グループにおける環境マネジメント業務の効率化を目的として開発されました。当時は、産業廃棄物の不法投棄防止、環境汚染防止などの法規制強化が図られていた時期にあたり、MINDでは三菱電機グループへの展開と並行して「ECOrates」のパッケージ製品化に取り組み、2000年に一般企業へのリリースを開始しました。それから約15年にわたり、大手機械会社や食品会社、電力会社をはじめ、多くのお客様に対して環境経営の推進を支援してきました。

そしてこの度、システムコンセプトをそのままに機能強化を図り、「ECOrates」をリニューアルしました。 アプリケーションサービス事業部 東京アプリケーションサービス第四部 サービス第二課長の杜澤優一は、「お客様により快適にご利用いただくために、これまでに頂いたご要望を参考にし、大幅な機能強化を行いました。これにより、環境マネジメント業務の効率化や遵法管理レベルの向上が期待できます。また、リニューアルを機にユーザーインターフェースの見直しを行い、操作性も向上しました」と語ります。

ECOratesを構成する2つのシステム

ECOratesは、各拠点から排出される全ての排出物を適正に処理するための「廃棄物等管理システム」と、省エネ対策をはじめとする環境パフォーマンスデータを収集・分析するための「環境情報共有システム」の2つのシステムから構成されます。

2つのシステムは、個別に導入することも可能ですが、両方をワンストップで導入することにより高いメリットが得られます。杜澤は「産業廃棄物の契約書やマニフェストの管理から環境パフォーマンスデータの収集・分析まですべてできることがECOratesのセールスポイントのひとつです」と語ります。

カスタマイズにも柔軟に対応し、既存帳票の取り込みや、外部システムとの連携なども可能です。さらに企業個別の仕様をECOratesに組み込んだり、独自の機能を追加開発したりするカスタマイズができます。稼働後も、企業個別のカスタマイズ機能を含めた仕様管理、保守サポートについても、各パッケージに精通したSEが責任を持って対応しますので安心して導入いただけます。

廃棄物のライフサイクルを一元管理
排出者責任に基づいたコンプライアンス徹底を支援

廃棄物等管理システムは、産業廃棄物・一般廃棄物・有価物などの全発生物を一元管理し、廃棄物処理に関するコンプライアンス徹底と業務の効率化を支援するシステムです。
企業が産業廃棄物の処理を業者に委託する際には、廃棄物の性状を十分に把握し、法律で定められた委託基準に従って適正な委託契約を結ぶ必要があります。また、産業廃棄物の名称、運搬業者名、処分業者名、取扱い上の注意事項などを記載したマニフェスト(産業廃棄物管理票)を交付して、委託した産業廃棄物が適正に処理されていることを把握する必要があります。

しかしながら、紙ベースの管理では、記載ミスや記入漏れなどにより契約書やマニフェストに不具合が生じてしまいます。
廃棄物等管理システムの導入により、契約書とマニフェストの不一致や記入ミスを防止し、契約書・許可証の期限切れを防止することで、遵法管理レベルの向上と業務効率の効率化を図ることが可能となります。
また、日本産業廃棄物処理振興センターが提供している電子マニフェストシステム(JWNET)とも連携できるため、紙マニフェストと電子マニフェストを一元管理できます。

ECOratesを自社活用してきた三菱電機は、2014年度に三菱電機グループ全体での業者管理や複数排出拠点の一括管理などの機能強化と、国内の関連会社約200社への導入展開を実施しました。これにより、契約書とマニフェストの不具合撲滅だけでなく、マニフェスト発行や監査業務の効率化を図っています。

環境パフォーマンスデータの見える化・情報共有で
改善活動を図り企業価値の向上へ

環境情報共有システムは、エネルギーや温室効果ガスをはじめとする様々な環境パフォーマンスデータの収集・集計・分析を行うシステムです。

地球温暖化対策・省エネ対策など、国内外の環境法規制の強化・複雑化などを背景に、環境マネジメントに係わる業務量が年々増加しており、業務の効率化が求められています。環境マネジメントの実践においては、国内外の各拠点から環境活動実績を収集・集計し、課題・改善点を適切に評価して、環境パフォーマンスの継続的な改善を推進する必要があります。
しかし、拠点毎に指標の異なるデータを手作業で集計するには、膨大な作業時間が必要になり、環境パフォーマンス改善活動の遅れにつながります。

環境情報共有システムを導入することにより、各拠点の環境活動実績を一元管理し、管理部門でのスピーディーな集計・分析が可能になります。また、未報告拠点の警告や、入力間違い(入力異常値)が自動的に通知されるため、集計漏れや集計間違いを防止することができます。
また、環境活動実績を統一の指標で集計することにより環境データが見える化され、社内でのタイムリーな情報共有が可能となり、環境活動に対する意識向上が期待できます。
更には、見える化したデータに基づき的確に対策を行うことで、環境パフォーマンス改善活動が促進され、企業価値向上につなげることができます。

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