Teamsを用いてコミュニケーション活性化!
業務効率を最大化する最適なコミュニケーションのあり方とは?

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2022年11月25日

企業の業務を支える、Microsoftの様々なアプリケーションがパッケージングされたクラウドサービス「Microsoft 365」。WordやExcelなどのオフィススイートは業務に必要なアプリケーションとして広く認知されていますが、昨今コミュニケーション・コラボレーションに効果的なアプリケーションである「Microsoft Teams」の利用機会も増えてきているようです。
本コラムでは、Teamsが利用されている背景や利用にあたっての課題、最適なコミュニケーション方法について解説します。

コロナ禍がもたらしたハイブリッドワーク

新型コロナウイルス感染症の広がりを受け、多くの企業が時間や場所を問わないワークスタイルへの転換を余儀なくされました。コロナ禍のピークの際には多くの企業が原則在宅とされていたものの、ピーク以降は徐々にオフィス出社へ戻る傾向も見られ、現在では、オフィス出社とテレワークを柔軟に組み合わせた「ハイブリッドワーク」が定着しつつあります。

ハイブリッドワークでは、コミュニケーションの取り方にも大きな変化をもたらしました。オフィスに出社して行っていた対面での会議がオンライン会議に替わり、ちょっとした雑談や相談がチャットに替わり、作った資料のメールでの共有もチャット上で展開するなど、PCを用いたTeams上でのコミュニケーションへと転換しています。

イメージ:在宅勤務

ハイブリッドワークでの悩み

このようにコロナ禍を契機にコミュニケーションの取り方は大きく変わりましたが、従来からのコミュニケーション手段も含めて使い方を悩まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これまでは、相手とコミュニケーションを取る際には「電話」は非常に即効性があり効果的なツールでした。会社では固定電話や内線専用PHSを使って外線電話と内線電話の発着信を、外出先では携帯電話といったように、場所に応じて電話を使い分けていました。会話を行う際には、自分も相手も「電話」を使うことが当たり前だった時代のスタイルです。

ハイブリッドワーク下でも、オフィスに出社している社員同士であれば、以前のように内線電話で会話が可能です。しかし相手が在宅勤務の場合は内線電話に応答がなく、Teamsで連絡し直すケースがあるのではないでしょうか。
また、外線電話を利用するお客様や取引先との会話では、オフィスへ出社して連絡する、もしくは、携帯電話から連絡する、の選択となります。会社から携帯電話が貸与されていない従業員は、オフィスへの出社という選択肢のみになってしまいます。

更に、「Teams」でのオンライン会議における悩みや課題も見え始めています。

PCを会議室へ持ち込んでオンライン会議に参加する際、スピーカーやマイクのセッティングが上手くいかず、会議時間ギリギリの参加になる、複数人がPCを持ち込んでハウリングが発生する、といったシーンに出会ったことはないでしょうか。
また、会議室内の出席者の会話が在宅勤務者に聞こえづらく、在宅勤務だと会議進行についていけない、といった声も上がっています。

業務効率を最大化する最適なコミュニケーション

これらの悩みや課題を解決する方法として、現在主流になっているのは以下の2パターンです。

  • 電話とTeamsの統合(利便性向上)
  • 会議室専用デバイスの導入(会議品質向上)
~電話とTeamsの統合~
Teamsから“外線電話”の通話が可能になるサービスと、Teamsから“外線電話”だけでなく“内線電話”の通話も可能になるサービスの2つに注目が集まっています。
前者は、PCやスマートフォン上のTeamsアプリから、外線番号(050番号や03番号など)での発着信ができますので、会社から携帯電話が貸与されていない人でも、在宅勤務時にPCで取引先と会話ができます。後者は、TeamsとPBXを接続することで、Teamsアプリで内線電話や外線電話が可能になりますので、出社時も在宅勤務時もPCやスマートフォンで電話を受けることができます。
~会議室専用デバイスの導入~
Teamsに対応した会議室据え置き型の専用デバイスがリリースされています。デバイス内蔵のスピーカーと広範囲の収音ができるマイクが付属していますので、持ち込んだPCにスピーカー等を接続する必要なく、すぐにTeams会議へ参加できます。また、会議室の広さに合わせた製品の選択やマイク追加により、会議室内で複数人が会話してもきちんと相手に聞こえますので、出社組/在宅組の意思疎通のズレを減らせることが期待されています。

Teams連携ソリューションとは

MINDでは、「電話システム(PBX/クラウドPBX) 構築・運用サービス」および「ビデオ会議・Web会議 構築・運用サービス」それぞれのメニューを拡充し、「Teams連携ソリューション」をご用意しております。
「Teams連携ソリューション」では、外線電話の連携が可能な「Teams外線サービス」、外線・内線の両方との連携が可能な「PBX-Teams連携サービス」をご提供しております。また、「会議室専用デバイスの導入」として、ハードウェア一体型アプライアンス製品「Teams Rooms」もご提供可能です。
いずれも、製品・サービスのご提供だけではなく、検討段階からのご支援や導入作業、ディスプレイ等の関連機器も含めた設置作業、導入後のヘルプデスクも対応しております。

これらサービスの導入により、使い慣れたMicrosoft Teamsと電話システムが統合され、利便性向上および会議品質向上へ寄与するとともに、管理者様の運用負荷を軽減することが可能になります。

「ハイブリッドワーク」を進化させ業務を加速したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

イメージ:Teams

  • Microsoft 、Microsoft 365、Teams、Excelは、マイクロソフト コーポレイションの登録商標です。

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