まず始めてみよう!MINDが考えるデジタルマーケティングのカタチ

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2022年5月25日

デジタルマーケティングの必要性は認識しながらも、どう取り組めばよいか頭を悩ませている企業の営業部門・マーケティング部門が多いのではないでしょうか。
本コラムでは、我々も同じ悩みを抱え、試行錯誤を繰り返しながら現在進行形で取り組んでおります、MIND「デジタルマーケティング」についてご紹介します。

そもそも・・デジタルマーケティングとは

そもそもデジタルマーケティングってなんだろう?
昨今デジタルマーケティングは注目されているものの、言葉の意味する範囲が広すぎて捉えづらい概念です。
デジタルマーケティングについて色んな人に聞いてみると、それぞれ捉え方が異なっており、単にこれまでの販促施策をオンラインと組み合わせて実施する手段という方もいれば、動画コンテンツで伝えたいものを表現する事とコメントされる方や、ビッグデータからユーザーニーズを分析するようなことを想定される方もいます。
どれが正しくてどれが間違い、ということはなく、それぞれの企業でどのような視点から、デジタルマーケティングをどう捉えているかによって、何を重視するかが異なるため、少しずつ違った定義や概念が生まれているのでしょうね。
デジタルマーケティングの前に、「マーケティング」そのものの意味は、シンプルで「売れる仕組みをつくる」ということです。
その「売れる仕組みをつくる」ために、デジタル技術を活用する!
すなわち、デジタルマーケティングとは、あらゆるデジタルメディアを活用したマーケティング活動全般のことで、Webサイト、ECサイト、ソーシャルメディア、メール、デジタルサイネージといった、多種多様なメディア・チャネル・デジタル技術を有効に組み合わせ、最適なマーケティング成果を獲得することなのです。

イメージ:デジタルマーケティング

昨今のビジネススタイルの変化(購買行動の変化とコロナ禍)

インターネットの普及・発展に伴い、お客様の購買プロセスは大きく変化しました。
購買における情報入手方法の変化によって営業マンと会う前にWEB等を通じ購買に必要な情報の7割を収集し終えているというデータがあります。そして、その状況はリアルに会うことを制限されたコロナ禍によってさらに強くなりました。つまりお客様の購買行動は、営業マンにたどり着く前にすでに始まっているというのが実情なのです。
これまで、営業が足で稼いでお客様との接点を生み出してきたビジネススタイルの企業も、コロナ禍を境に、新たなお客様との接点づくりのためには、デジタルマーケティングを活用しないとこれから先、企業活動が円滑に進められないといっても過言でないくらい世の中は激変しました。
といっても、デジタルマーケティングの必要性は認識しながらも知識・ノウハウ・情報などを持たず、どう取り組めばよいか頭を悩ませている企業の営業部門、マーケティング部門が多いのではないでしょうか。
あらためて考え直さないといけない「マーケティング」の担うべき役割とはどういうものか。
我々も同じ悩みを抱えながら試行錯誤を繰り返しながら取り組んできました。

そんな中で、我々MINDが取り組んできたコト

我々はまず、マーケティングの本質「売れる仕組みをつくる」ことを主眼に置き、とにかく将来のお得意様を見つけることこそが一番と考えました。
そのお得意様にたどり着くために、お客様との接点をどのように増やすのか、当社を知ってもらうにはどのような施策が効果的か、そしてそれらをどうマネジメントすればよいかに注力し検討しました。

当初、事業拡大にあたり「新規のお客様開拓」などが課題に上がっている中で、製品を拡販するためには、まず市場での認知度を向上させる必要があるということから、2019年度よりブランディングの強化策に着手したのが始まりです。そのブランディング強化活動をベースに、足で稼いでお客様と接触することが当たり前だった営業スタイルがコロナ禍によって、一変したことを契機にデジタルマーケティングを強化するようになりました。

イメージ:コロナ禍+購買行動の変化で、営業面会前に情報収集の7割が終わっている時代

実施した主な施策は、①コンテンツマーケティング、②動画マーケティング、③広告マーケティング(リスティング広告、ディスプレイ広告)、 ④メールマーケティング(メルマガ)です。
コンテンツマーケティングは、ブランディング強化策として“MIND5”という5人の戦隊系イメージキャラクターを作成し、それぞれのキャラクターに事業を想定されるストーリー性を持たせて、サービスを解説するコンテンツを制作しました。
動画マーケティングでは、YouTubeチャンネルの開設で各種サービスおよび、事例紹介を配信するとともに、その動画を営業マンの製品紹介のツールとして活用しています。
またコロナ禍でお客様が来社されなくなり、寂しくなったショールームをリアルとバーチャルを融合した『ハイブリッドショールーム』として進化させました。
いつでもすぐにウェビナー開催や動画編集・配信できるテレビ局のようなスタジオに仕立て、毎月定例のウェビナー自主開催に加え、各パートナー様とのコラボ企画、社内発信、リクルート活用、お客様へのビデオレターの動画制作等々のプロモーションに活用しています。
以上のような種々の施策によってお客様との接点が増えたことで、例えばウェビナーをきっかけにお問合せいただき商談に繋がるケースが増加したり、YouTubeに製品紹介コンテンツを掲載することで商談がスムーズになるなど、営業スタイルが少しずつ変化してきています。

また今年度からは、「将来のお得意様との関係強化活動のサイクル化」を進めていきます。
従来のコンテンツの拡充・整備に加え、昨年度より試行導入したお客様の行動に基づき適切なアプローチを行うためのシステム基盤(マーケティングオートメーション(MA)ツール)を本格導入し、「売れる仕組みをつくる」に貢献していきます。

MIND デジタルマーケティング事例

まとめ

我々のデジタルマーケティングの事例を簡単にご紹介してきましたが、「これならうちの会社でもできそう!!」「あの手法よりもこっちの手法の方が簡単そう!!」「同じような考え方で始められそう!!」と思っていただき、参考にしてもらえると幸いです。
デジタルマーケティングは、「ここまですればOK」とか、「これをすれば合格です!」とはならず、なかなかゴールを定め難いと思います。まずは、何を目的にするか? 我々は「認知度向上」と「知ってもらうこと」をテーマにお客様との接点づくりに注力しましたが、将来のお得意様をみつける上で、露出を増やして企業のプレゼンスを高めたいのか、市場のニーズを分析したいのか、ターゲットを分類して絞りたいのか、何が目的でどんな結果を得たいか。ここを明確にすると、それを達成するためにどのマーケティング手法が一番適切なのか、やるべきことが見えてくると考えます。
今後もデジタルマーケティングは新しい手法がどんどん出てくると予想されますが、万能なデジタルマーケティング手法は存在しません。目的に応じた手法を使い分けて、お得意様を見つけ、関係を深め、最終的にはご発注いただける仕掛けが最強のデジタルマーケティングです。

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